kokiのヴァレンティノ広告が炎上!帯を踏ませたのはなぜ?【画像】
ヴァレンティノ2021年春夏コレクションの顔にkokiさんが抜擢されました。
ところが!kokiさんのヴァレンティノ広告が公開されると同時に、炎上を起こす勢いで世間が騒ぎ始めました!
原因は、公開された動画には、kokiさんが着物の帯の上に座ったり、ヒールで歩いたりしてるシーンがあるのです!
これには批判が殺到!
今回は、批判が殺到している問題のシーンについて探ってみたいと思います!
ヴァレンティノ・kokiの炎上した問題画像とは?
kokiさんがモデルを務める「ヴァレンティノDI.VAキャンペーン」。
Kokiさんが登場するキャンペーンでは、寺村修司監督の映画『草迷宮』をインスピレーションに。
写真はフォトグラファーのフィッシュ・チャンが撮り下ろしたそうです。
今回のヴァレンティノ春夏キャンペーンテーマは、DI.VA。
クリエイティブ ディレクターの、ピエールパオロ・ピッチョーリが掲げるDI.VAとは、さまざまな声や視点が拡大された、さまざまな価値 (Different Values)のこと。
引用;ELLE
『多様性と個性、自由な自己表現を讃えるメゾンの姿勢が表れた本キャンペーン』
とテーマを謳っていますが、この自由な自己表現?が物議を起こしています。
だとしたらかなり酷いなヴァレンティノ。日本人に民族衣装の着物の帯を踏ませてるって事になる。
しかもコンセプトが“多様な声や視点を持った価値(Different Value)ですか・・?文化への侮辱も価値観の一つってことですか?
— 画廊ねこ (@garouneko) March 29, 2021
「文化への屈辱」?「帯を踏ませる?」
それでは、問題となっている画像を見てみましょう!
お尻やヒールで帯を踏んでいる?
問題の画像①は岩とお尻の間に帯を挟んで座っています。
もう一つの問題画像②はヒールで帯を踏んでいます。
これを見た人たちは驚きを隠せない様子です。
Twitter広告に出てきたヴァレンティノの…
帯を岩に乗せてその上に座ったり、地面に敷いた帯の上ヒールで歩いたりしてるの…なんか…なんか…ちょっと…無理……… pic.twitter.com/wnMja0f7Gu
— かに星人🦀 (@gyokai_tabetai) March 28, 2021
Kōki氏が帯らしきものを靴で踏むシーン、ヴァレンティノ公式サイトの動画を確認したら一瞬出てきた。
日本向け広告で日本人モデルをキャスティングして日本の民族衣装のパーツを地面に置いて靴で踏むシーンを入れることがラディカルな姿
勢…?🤔
Valentino Collezione Milanohttps://t.co/4BAbkgcbdo pic.twitter.com/bAFbuE3FiU
— ねこぱん (@catandloaf) March 28, 2021
確かに、、、。
岩とお尻の間に敷いてすわっていたり、ヒールのまま帯の上を歩いたり、、、。
テーマの「和」をどこかに表現したかったのかもしれませんが、伝統ある織物の「帯」をレッドカーペットのように使っているのは疑問や違和感を感じる人が多いと思います。
そして、この画像を見た世間の声は厳しいものとなりました。
伝統をバカにしていると批判が殺到!!
これ日本の文化や伝統を馬鹿にしているとしか思えない。
布を大切にすべきファッションブランドが、職人が織った(じゃないにしろ)帯をこんなふうに使うなんて。
絶対にヴァレンティノの製品はもう買いません。プレゼントもお断り(ってもらわないかな😆)#Valentino #ヴァレンティノに抗議します https://t.co/aw3QBiDGgA— Fanta 💗🗣🗣 (@mkidfantastic) March 29, 2021
ヴァレンティノのやつ、洋服や背景も和を意識してたら「ランウェイの代わりにできる綺麗な布と考えたんかな」と思うけど、そういう和テイストを感じられなくて、ただただ洋服(西洋文化)着た人が帯(日本文化)を踏みにじってるっていう構図になってる。
— 手アライグマ🦝 (@Hands_Racoon) March 29, 2021
帯やで?????帯って、服やん?????ようするに、他のブランドの服を踏みつけにして歩いてるのと一緒では????ヴァレンティノはたとえばシャネルのドレスを同じように踏みつけにして歩けるのか?????
— 八津召うなぎ@わきまえない黙らない (@eel_YATHUME) March 29, 2021
帯の上をヒールで歩くという...芸術?
帯の織り目が痛んでしまいそうな…心まで痛くなってしまう、そんな広告となってしまいました。
映画「草迷宮」のインスピレーションが影響?
今回のヴァレンティノ春夏コレクションのインスピレーションに使用された寺山修司監督による映画「草迷宮」。
[jin-iconbox07]1983年公開された映画。三上博史のデビュー作[/jin-iconbox07]こちらの作品はかなり独特で芸術的な作品となっています。
■あらすじ
15歳少年は、母が時々口ずさむ手毬歌に惹かれていた。
母の死後、母の温もりが忘れられない少年は手毬歌探しの旅に出ます。
どうしても知りたかった母が歌っていた手毬歌の歌詞の続きを探しに。。。
少年は母と同じ歌は見つけられなかったが、毬をつく少女に導かれ辿り着いた屋敷に。。。そこには母の首とそれを隠す妖怪達が。。
鮮やかな色で表現されている母との想いでが詰まった少年時代と、亡き母への愛に翻弄されセピア色に表現されている少年の旅。
叶わぬ愛に迷宮入りしてしてしまった
そんな解釈が出来る映画です。
この映画のテーマとなる手毬歌。
kokiさんも毬を手持つシーンがあります。
妖怪がいるお屋敷の描写はかなり独特で奇妙な雰囲気です。
この「草迷宮」のインスピレーションから奇妙で独特な世界観を表現ようとしたのでしょうか?
「草迷宮」にも帯が登場するシーンがあるようですが、ヴァレンティノ広告の演出とは全く違う意味の演出だそうです。
原案になったという「草迷宮」にも帯が印象的に登場するけど、それは「性的倒錯から逃げ出すため、丘に伸びる一筋の真っ赤な帯の上を青年が裸で駆け抜ける」というもの。家の庭に敷かれた帯の上をヒールで踏み、岩の上に帯を敷いて座り込む様子は、表象を記号的に切り取った演出だと感じてしまう。
「草迷宮」のワンシーンを切り取って、独自の表現として「帯を敷物」にするという芸術に至ってしまったのでしょうか?
公式サイトからは帯踏みつけシーンが削除⁈
ヴァレンティノ、帯踏み動画をインスタとツイッターから削除してたけど、公式サイトからも削除を確認。
コンテンツ数の分母がひとつ減ってる。
←17:50時点 19:00時点→#valentino #koki pic.twitter.com/WOY6e0kmP2— いぶさん (@YvonneYvonne14) March 29, 2021
kokiさんのFacebookに投稿された動画には少しだけですが、赤い帯の上にヒールでポーズを取って立っているシーンがありました。
[jin-iconbox07]動画のBGMはお琴の音が流れ、日本の動揺「さくらさくら」で演出しています。[/jin-iconbox07]今回のキャッチコピーにある多様性・様々な価値観と草迷宮からのインスピレーションが合わさって、「帯を敷物にして日本を表現する」というヴァレンティノ流の芸術作品が出来上がってしまったのでしょうか?
世界の反応から、
これはマズイ!!っと動画を削除したのでしょうか?
今回は疑問が残るkokiさんのヴァレンティノキャンペーン広告となってしまいましたね。