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オリンピック衣装がダサい?山口壮大のデザインが韓国風なのはなぜ?

オリンピック衣装の画像

オリンピックの表彰式コスチュームのデザインが「ダサくない?!」「韓国風⁈」と話題になっています。

デザインをしたのはファッションディレクター山口壮大さん。

「ダサい!こんなのやめて!」っとまで言われてしまう原因は何なのでしょうか?

そして日本を感じないと言われる衣装の背景にはどんな意図があるのでしょうか?

今回はダサい!韓国風?と言われる山口壮大さんのデザインしたオリンピック衣装について調べてみました!

山口壮大がデザインしたオリンピック衣装はダサい?

山口壮大さんの画像

オリンピック衣装はこれまでも様々な物議を醸していますが、今回の山口壮大さんがデザインした衣装は表彰式の際に身にまとうオリンピックフィールドキャスト用の衣装です。

オリンピック衣装の画像

山口壮大さんがデザインしたオリンピック衣装がダサいと言われている世間の声を見てみましょう!

このように、世間では山口壮大さんがデザインしたオリンピック衣装がダサいと不評なのです。

このような意見が出てしまう原因には様々な要因があるようです。

 

オリンピック衣装がダサい・韓国風と不評な原因

オリンピック衣装の画像

山口壮大さんデザインのオリンピック衣装がダサいと不評な原因は、安っぽい、韓国風に見えるという意見が出ています。

衣装が韓国風に見える?なぜ?

このように韓国衣装に似ているという意見が多く見られました。

本当に似ているのでしょうか?

コチラの韓国衣装と比べると、確かに雰囲気は似ています。

チョゴリの画像 チョゴリの画像

全体的な印象が似ているといった感じでしょうか?

襟にも特徴があるのが原因?

オリンピック衣装の画像

専門家ではありませんが、この襟のカタチはマオカラーに似ています。

マオカラーの画像一般的なマオカラー

中国衣装などでよく見かけるこのマオカラーが異国を感じさせる原因の一つなのかもしれません。

Mao毛沢東(マオツォトン)のこと》型の一種で、中国の人民服にみられるような立ち襟のこと。学生服の詰め襟もこれにあたる。

引用*コトバンク

マオカラーは韓国の由来ではなくチャイナドレスなどの立て襟に見られる中国発祥の襟のカタチのうようです。

今では日本でもマオカラーにデザインされたされた洋服が多く見られます。

マオカラーの洋服

このマオカラーのような形の襟に、チョゴリの要素と雰囲気を持っている衣装が異国観を感じさせ日本を感じさせない理由となっているのかもしれません。

足元がなぜサンダル?

オリンピック衣装の画像

これには理由があるようです。

サーフィンなどはセレモニーも砂浜で行われるかも知れないですから、そこを下駄や雪駄で歩くのは困難です。どんな状況でも気持ち良く対応できるということを考え、最新のテクノロジーを取り入れた、実用に対するマックスを提案しました。

山口壮大さんは、真夏の様々な場所でも対応できるように考慮した結果サンダルになったようです。
 

山口壮大さんが韓国人ハーフ?というデマまで勃発?!

山口壮大さんの画像

そして「韓国衣装に見える」という不評意見に拍車をかけているのは、山口壮大さんが韓国人のハーフではないかというデマ?が流れたことです。

このような噂が出回ったことから、山口壮大さんと韓国との繋がりが強調されたようですね。

これはある記事を勘違いした人の投稿から広がった根拠のない噂でした。

韓国人ハーフの噂と共に、山口壮大さんが立ち上げているブランド名が「ジャップ」だということで、一方的な批判が飛び交う事態となりました。

「ジャップ」にはこのようなコンセプトがあるようです。

プロジェクトの名称に使用されている「ジャップ(=JAP)」は日本人の蔑称の一種だが、山口壮大は敢えてそれをタイトルに掲げながら、ロゴを世界各地の言語の一部で構成するなど、新しい視点を提案する。

引用:exciteニュース

ジャップの紹介画像

山口壮大さんは日本人で、衣装が韓国風?な事と国籍やブランド名も関係はないようですし、山口壮大さんのデザインは和を尊重した作品が多く見られます。

山口壮大さんのデザイン

山口壮大さんに関するデマが流れてしまった事は残念です。

山口壮大さんデザインのオリンピック衣装には日本が感じられない?

オリンピック衣装の画像

オリンピックフィールドキャスト衣装のコンセプトは「新しい礼服」

山口壮大さんが手掛けたこの衣装には日本の和を背景にした様々なこだわりがあるようです。

なぜ着物を使わなかった?

山口壮大さんは着物のデザインを手掛けたりすることも多く、「和」を取り入れたファッションをプロデュースしています。

今回のオリンピック衣装で山口壮大さんは日本の伝統である着物を使わなかった事をこのように話しています。

日本で開かれたオリンピック・パラリンピックを振り返ると、東京1964大会も、長野1998大会も、表彰式では女性が振り袖を着ていました。伝統を重んじることへのリスペクトはもちろん僕自身にもありますが、一方で、物事をそのまま継承するだけでいいのか、という葛藤がありました。そこで着物や和装と向き合いつつ、新たな挑戦をしたいと思ったのがコンセプトを決めたきっかけです。

引用:東京オリンピックニュース

あえて着物を使わないという事が「新しい礼服」というコンセプトの原点だったようです。

デザインへのこだわりは十二単

オリンピック衣装の画像

山口壮大さんがデザインする際にアプローチした点は、

「日本の最高礼服」である十二単のような印象と空気感を残したい

上着〜打衣までグラデーションの色調に設計することで、十二単の荘厳な印象を表現
襟元で緊張感を表現して、そのぶん下半身に解放感を
ワンピースの背面にプリーツを入れて、動いたときに揺れるように設計

このように、十二単という日本の最高礼服の印象をベースに、猛暑の中でボランティアの誰もが気持ちよく着れるデザインに設計された衣装から、和装の情緒を感じてほしいという思いが込められています。

緊張感を出すために襟元がマオカラーのようになっていたのですね。

羽織の柄は日本の古典模様

羽織の輪っか柄は日本の古典模様のひとつ「輪繋ぎ柄」を原案にしています。

オリンピック衣装の画像

「輪繋ぎ」には輪のカタチには絶え間ない繋がりを連想させ、その繋がりによって平和と円満が無限に続くようにとの願いが込められているようです。

この輪繋ぎ柄をオリンピックフィールドキャストの衣装の羽織として使用したことには弧から「和」を広めたいという山口壮大さんの想いが込められているそうです。

山口壮大さんは「弧=個」がつながり「輪=円」になり「和」が広がると説く

6色の弧で色重ねした輪繋ぎ柄へのこだわりは、職人さん達と何度もトライ&エラーしながら完成させた非常に難しい作業だったそうです。

山口壮大さんがデザインしたオリンピック衣装には日本の背景がしっかりとあるのです!

まとめ

今回、山口壮大さんのデザインしたオリンピックフィールドキャスト衣装のデザインがなぜ「ダサい」「韓国風」だと言われるのか?

について調べてみましたが、山口壮大さんのデザインには日本の和快適さを意識したポイントがあるようです。

・猛暑の中でも十二単を意識して重ね着風にみせる工夫

・日本の輪繋ぎ柄を取り入れた

・襟には緊張感を持たすための工夫

・礼服の印象を損なわずにストレスなく着用できるよう下半身に開放感を出した

・どんな体形の方も快適に着こなせるようなサイズ感

・ダボっとしているのでウエストのヒモで自由にアレンジできるようにした

・海の大会などにも対応できるようサンダルにした

新しい和の礼服をコンセプトに、猛暑の中で様々な人が様々な場所で快適に着こなせるように工夫されている事がわかりました。

この新しい和の正装の提案と快適さに配慮したデザインが世間から不評を受ける事になってしまったのですね。

オリンピック衣装が発表され、どんな印象を受けるかは人それぞれですが、深く探ってみるとそこには山口壮大さんのたくさんの想いが詰まっていました!

この衣装が生放送で見れる日が来るのでしょうか?

動くと美しく揺れるワンピース、6色の弧の重なりで角度が変わるたびに見え方が変わる羽織、本番で人が着て初め感じ取れる山口壮大さんの衣装が楽しみです!